緑色の毛糸だけで 50g 10 玉あったのですが、10 号というちょっと太めの針ということと、メンズ用ということで、思いの外、毛糸が足りなくなってしまいました。
裾はベージュではなく、グレーで編みたかったのですが、グレーも足りなくなり、苦肉の策としてベージュにしましたが、やっぱりグレーを買ってくればよかったなと後悔している次第です。
材料
- 毛糸:10 号~ 12 号用
- 棒針:10 号 (本体用)、7 号 (ゴム編み用)
- 編み出し糸
- かぎ針:10 号くらい (編み出し糸を編むときに使用します)
- 目数リング
- とじ針
編み図
編み方
編み始め
別糸の作り目から編み始めます。詳しくは 編み出し糸は [ダイソー リリアン糸] で代用できます ★ 別糸のつくり目から目を拾うときのコツも解説! をご参照ください。
26 目 (後見頃) – 13 目 (袖) – 26 目 (前見頃) – 13 目 (袖) となり、合計 78 目となります。
境目に目数リングを入れます。目数リングの前後がラグラン線となります。
ラグラン線
目数リングの前後 2 目がラグラン線となりますので、その前後 (目数リングから 2 目め) で増目していきます。
詳しくは ネックからラグランセーターを編む場合のラグラン線の増やし方 をご参照ください。
20cm ラグラン線が編み終わりました。
段数ではなく、サイズを測りながら編んでいきましょう。
前後差を編む
着心地を良くするために、後見頃分だけ 3cm 長く編みます。
以降はラグラン線は関係ないので、目数リングで区切った後見頃の部分を 3cm 分編みます。
この前後差だけ、輪ではなく往復編み (行ったり来たり) で編んでいきます。
袖を別糸にとる
袖の「マチ」分の目を増やすために、別糸の鎖編み (10 目) を 2 本用意します。
見頃と袖の境目で、別糸の鎖編みから目を 10 目拾い (鎖編み分)、反対側の見頃と繋げます。
そのまま見頃を編み、また別糸の鎖編みから目を 10 目拾い、見頃だけで輪になるようにします。
見頃を編む
そのまま裾まで 34cm 編んでいきます。
7 号針に変え、2 目ゴム編みで減目しながら 7cm 編み、裏目の伏せ止めで処理します。
袖を編む
別糸を解きながら、袖部分の目をわ針に入れ替えます。
後見頃の前後差は新しい糸を付け、 5 目拾います。
脇の下の真ん中を中心として、減目しながら袖を編んでいきます。
詳しくは 肩から袖口に向かって、袖を輪で編む場合の減目方法 をご参照ください。
袖部分を 39cm 編んだら、7 号針に替えます。
1 段目で減目をして、目数を減らします。
2 目ゴム編みで 7cm 編み、裏目の伏せ止めで処理します。
首周りを編む
別糸を解いて、7 号針に目を移します。
2 目ゴム編みで 3cm 編んでいきます。
目が詰まっていると首が通らないこともあるので、長さ (首周り合計 60cm) を確認し、足りない場合は針の号数を上げるなどして、調整してください。
裏目の伏せ止めで処理します。
仕上げ
糸処理をし、裏側からスチームアイロンをあてて完成です。