現在奮闘中のため、Python で編み図を描くまでには至っておりません (涙)。
目標は Chat GPT に編み図を作成してもらうことですが、
「特定の編み物の記号を画像で生成することは、コンテンツポリシーによりできません。しかし、記号に関する説明を提供したり、他の編み物に関する質問にお答えすることは可能です」
とご本人 (Chat GPT) から注意されました。
「コンテンツポリシー」とは、私が生成できる画像の種類や内容に関するガイドラインを指します。
このポリシーには、特定の種類の画像(例えば、著作権で保護されているキャラクターや特定の芸術作品のスタイルを模倣した画像など)を生成することが禁止されています。
また、特定のシンボルやロゴ、テキストなど、一部の特定の画像の生成も制限されています。
このポリシーは、知的財産権や個人の権利を尊重し、適切な使用を保証するために設けられています。
by Chat GPT
何とか Chat GPT を使用して描画できないか考えた結果「Python では?」ということになりました。
お金をかけずにどこまで勉強できるのか、果たしておばちゃんは Python を習得することはできるのか、というお話です。
python.jp: プログラミング言語 Python 総合情報サイト
「パイソン」と検索すると一番上に表示されます。
ゼロからの Python 入門講座
何と無料講座がありました。Google アカウントがあれば実行環境も無料で利用することができます。すばらしい!
プログラミングには独特の考え方・思考方法があります。プログラミング経験のない方はこの考え方を習得するのに時間がかかるのではないかと思います。
HTML などは見たままなのですが、Python はしっかりプログラミングといった印象です。
私は元々 C 言語の知識があるので (ブランク 20 年ですが ^^;)、何とか思い出しつつ取り組むことができましたが、???という方は、もう慣れるしかないです。
講義内容はとても分かりやすいのですが「スイカ割りゲームを作ってみよう」の演習で、スイカからプレイヤーまでの距離を求める公式が理解できず (>_<;)、このプログラムは作ることができませんでした。
時々ある手書きの文字にほっこりします (^-^)
Visual Studio Code でPython 入門 【Windows編】
「ゼロからの Python 入門講座」は Web ブラウザだけで Python の基礎を練習できるものでしたが、インターネット環境が必須なので、オフライン環境では使うことができません。
Visual Studio Code はパソコンにインストールして使用するもので、コードを書いたりプログラムを実行するために必要なものです。実際の現場 (仕事) でも使用しているソフトになります。もちろん無料です。
何かよく分からないけど、とりあえず説明に従って「Python」と「Visual Studio Code」をインストールしました。
Python はプログラミング言語で、標準ではパソコンにインストールされていないので (パソコンが Python 語を理解できない) インストールが必要です。アイヌ語が標準でパソコンにインストールされていないのと同じです。
インストールする際に「こちらのページからダウンロードしてください」とリンクがあるのですが、セキュリティを考えるとお勧めできません。
Google 検索 1 位なので大丈夫だとは思いますが、日頃から「リンクはクリックしない」という癖を付けておきましょう。
Python 公式ページは英語ですが、ブラウザが自動で翻訳してくれるので、問題なくパッケージをダウンロードできます。
アプリストア以外のブラウザからダウンロードする場合は、必ず自分でブラウザの検索画面からキーワードを入力し、公式ページかどうか、しつこいくらい何度も確認しましょう。
Python をインストールする場合:「Python」「公式」
Visual Studio Code をインストールする場合:「Visual Studio Code」(Microsoft コードエディター)
Visual Studio Code の拡張機能の設定で、私の環境では「Python: Select Linter」はありませんでした。
大変残念なことに、環境構築 (インストール) の説明だけで終わってしまいました (2023 年 4 月)。以降は近日公開とのことです。
京都大学と東京大学:Python 教材を無料公開
京都大学と東京大学が Python 講座の教材を無料で公開しています。各ニュースサイトで取り上げられるくらい、とても評価が高いです。
私もダウンロードしました。いつでも見ることができるように、スマートフォンとタブレットに入れて持ち歩いていますが、何か恐れ多いです・・・
datamix (データミックス):無料で学べる e ラーニング Python 入門
e ラーニングとあるので、ウェブ上で簡単に受講できるのかと思ったら、何か Canvas とかいうサイトにも登録しなければならない。既に datamix にユーザー登録しているのにまだ登録させるのか・・・
Python 入門で何が学べるのか書いてないし、これはプログラミングスクール勧誘かな・・・ということで次へ。
Progate (プロゲート):Python 無料講座
Python 1
やはり無料講座はこうでないと。
実行環境もウェブ上に組み込まれているので、すぐに学び始めることができます。
実際にプログラミングをしながら学んでいくので、とても分かりやすいです。
Python 2
「リスト」項目までは無料で受講できます。
ドットインストール
本来はブラウザ実行環境を使い、実際にコードを入力しながら学習するようですが、有料なので、無料の動画のみ視聴しました。
「#01 Python を学んでみよう」と「#02 文字列を表示してみよう」の動画が無料公開中でした (2023 年 4 月)。
1 回が 2 分前後の動画なので、気負いせずに学ぶことができます。
結論:まずは Progate (プロゲート)
初めて Python を学ぶ方は、まずは「Progete (プロゲート)」が良いと思います。
次に「python.jp: プログラミング言語 Python 総合情報サイト」です。こちらの方が気合が要ります。
もし私がお金を払って学ぶなら「Progete (プロゲート)」か「ドットインストール」です。動画の男性の声がとても良いので、ドットインストールにするかも (*^^*)
無料で学べるのはこのくらいが限界かな。
基礎は学んだので、あとは自分が作りたいもの (プログラム) を作りましょう。何のモジュール?ライブラリ?を使うのか、その都度調べていけば大丈夫です。
練習:モモンガカーディガン割り出し計算プログラム
モモンガカーディガンの割り出しプログラムを作りました。
モモンガカーディガンとは、長方形に編んだものを袖の部分だけ折り返して作る、簡単カーディガンです。
本体部分はメリヤス編み・ふち編み部分はかのこ編み (本体部分とふち編みのゲージを分けたかったため) を想定しています。
ゲージとは 10cm 四方に編み目 (横:目数) (高さ:段数) がいくつ入っているかという編み物用語です。
momonga_size = [90, 70] #カーディガンサイズ [0]横:90cm [1]縦:70cm
gauge = [2.3, 3.0] #ゲージ [0]目数 [1]段数 (1目あたりのサイズに変更済み)
fuchiami_gauge = [2.0, 2.5] #ふち編み(かのこ編み)のゲージ [0]目数 [1]段数
sode_tojisiro_size = 10 #10cm:袖とじしろ
sode_size = [50, 20] #袖口編み始め:(25cm * 2) 長さ:20cm
fuchiami_dansu_size = 10 #10cm:ふち編みの高さ
mesu = 0 #横・目数のリスト番号
dansu = 1 #縦・段数のリスト番号
start_mesu = momonga_size[mesu] * gauge[mesu] #本体 編み出し目数
all_dansu = momonga_size[dansu] * gauge[dansu] #本体 編む段数
#とじしろ部分は縦なので何段分とじるか
sode_tojisiro_dansu = sode_tojisiro_size * gauge[dansu]
#ふち編み(かのこ編み)部分のサイズ
fuchiami_mesu_size = (momonga_size[mesu] + momonga_size[dansu]) * 2
#ふち編み 編み出し目数
fuchiami_start_mesu = fuchiami_mesu_size * fuchiami_gauge[mesu]
#ふち編み 編む段数
fuchiami_all_dansu = fuchiami_dansu_size * fuchiami_gauge[dansu]
#そで口 編み出し目数
sode_start_mesu = sode_size[mesu] * fuchiami_gauge[mesu]
#そで口 編む段数
sode_all_dansu = sode_size[dansu] + sode_size[dansu]
def print_mesudansu(word, size, count, kind):
#round:小数点を四捨五入
print(word + "(" + str(size) + "cm):" + str(round(count)) + kind)
def print_line():
print("-------------------------------------")
print_mesudansu("編み出し目数", momonga_size[mesu], start_mesu, "目")
print_mesudansu("編む段数", momonga_size[dansu], all_dansu, "段")
print_line()
print_mesudansu("袖とじしろ段数", sode_tojisiro_size, sode_tojisiro_dansu, "段分")
print_line()
print_mesudansu("(かのこ編み)ふち編み目数", fuchiami_mesu_size, fuchiami_start_mesu, "目")
print_mesudansu("(かのこ編み)ふち編み段数", fuchiami_dansu_size, fuchiami_all_dansu, "段")
print_line()
print_mesudansu("(かのこ編み)袖口編み出し目数", sode_size[mesu], sode_start_mesu, "目")
print_mesudansu("(かのこ編み)袖口段数", sode_size[dansu], sode_all_dansu, "段")
以下は実行結果です。
まだ表計算で十分なレベルですが・・・
Python コードを送信したら Chat GPT が添削してくれた
Chat GPT にソースコードのみを送信したら、実行してくれるのかと思いきや、私のプログラムを添削してくれました。
このコードは、特定のゲージと測定値でカーディガンを編むためのサイズとステッチ数を計算するためのスクリプトのようです。
カーディガンのサイズ、ゲージ、およびカーディガンのさまざまな部分の測定値の変数を定義し、これらの変数に基づいて各部分のステッチ数と行数を計算します。
関数 print_mesudansu() は、結果を読み取り可能な形式で出力するために使用され、関数は、print_line() 出力のさまざまなセクションを区切る行を出力するために使用されます。
全体として、コードはよく整理されていて、簡単に理解できるようです。
ただ、具体的な編み方がわからないと、計算が正しいかどうか判断がつきません。
ありがとうございます。