Chat-GPT をはじめとする対話型 AI で海外の英語パターンを翻訳するときに使用する編み物用語 (キーワード) 一覧です。
翻訳方法は Chat GPT で編み物の英語パターンを翻訳する (第2回目:プロンプト指示の方法) をご参照ください。
英語の編み物記号の一覧を教えて
と 対話型 AI (Chat-GPT など) に質問すれば答えてくれますので、以下に記載のない用語や他の言語 (ドイツ語やフランス語など) を知りたい場合は、対話型 AI に聞いてみてください。
海外の編み物用語一覧
以下の用語は、Chat GPT で回答されたものを、私なりに分かりやすく翻訳できるように変更したものです。
Chat GPT は毎回同じ回答を返してくれるわけではないので、うまく翻訳できない場合は、ご自身でいろいろ試してみてください。
同じ質問でも、質問の仕方で回答はかなり変わってきます。
一般的な用語
以下の一覧はこのままコピーして使用できます。
- k (Knit) : 表編み,
- p (Purl) : 裏編み,
- st(s) ((Stitch(es)) : 目、または目数,
- yo (Yarn over) : かけ目,
- k2tog (Knit two together) : 2目を一緒に編む,
- p2tog (Purl two together) : 2目を裏編みで一緒に編む,
- ssk (Slip, slip, knit) : 目を滑らせてから編む,
- sl (Slip) : 目を滑らせる,
- psso (Pass slipped stitch over) : 滑らせた目をかぶせる,
- m1 (Make one) : 増目,
- skp (Slip one, knit one, pass slipped stitch over) : 1目滑らせ、1目編み、滑らせた目をかぶせる,
- cdd (Centered double decrease) : 中央で2目減らす,
- tbl (Through back loop) : 裏のループから編む,
- RS/WS (Right side/Wrong side) : 表/裏,
- rep (Repeat) : 繰り返し,
- inc (Increase) : 増やす,
- dec (Decrease) : 減らす,
- beg (Beginning) : 始め,
- cont (Continue) : 続ける,
- rnd(s) (Round(s)) : 輪,
- alt (Alternate) : 交互に,
- BO (Bind off) : 編み終わり,
- CO (Cast on) : 編み始め,
- * to * : *の区間を,
いろいろな用語
「:」「,」の記号は記載がなくても大丈夫ですが、Chat GPT が分かりやすいように指示した方が、希望する回答が得やすいので、あった方が良いかと思います。
文字数制限があるので、記号やローマ字は、半角の方が良いです (因みに全角(ひらがな)は半角 2 つ分です)。
- cable (c) : なわ編み (例えば、「C4F」は前に4目のなわ編みを意味する),
- bobble (bbl) : 玉編み,
- picot : ピコット,
- wyif (With yarn in front) : 糸を前に (糸を前側に持ってくる),
- wyib (With yarn in back) : 糸を後ろに (糸を後ろ側に持ってくる),
- pm (Place marker) : マーカーを置く,
- sm (Slip marker) : マーカーを滑らせる (マーカーを次の針に移動させる),
- rm (Remove marker) : マーカーを取り除く,
- tink (Knit spelled backwards, undoing knit stitches) : 編み目を解く (編んだ目を一つずつ戻す),
- foll (Following) : 次の (次に来る工程や段を指す),
- prev (Previous) : 前の (前の工程や段を指す),
- turn : ひっくり返す (裏返しす),
- wrap and turn (w&t) : 引き返し編み,
- frog : 糸をほどく,
- lifeline : ライフライン (特定の段に細い糸を通しておくことで、間違えた場合にその段まで簡単に戻れるようにする技法),
- ssp (Slip, slip, purl) : 2目を裏側で滑らせた後、それらを裏編みで一緒に編む技法,
- kfb (Knit front and back) : 1目を表編みし、同じ目を裏からもう一度編んで1目増やす技法,
- pfb (Purl front and back) : 1目を裏編みし、同じ目を裏からもう一度編んで1目増やす技法,
- sl1k (Slip one knitwise) : 1目を表編みのように滑らせる,
- sl1p (Slip one purlwise) : 1目を裏編みのように滑らせる,
- yo2 (Yarn over twice) : 糸を針に2回巻き付けて2かけ目を作る,
- krl (Knit right loop) : 右側のループから編み目を作る、増目の一種,
- kll (Knit left loop) : 左側のループから編み目を作る、増目の一種,
- M (Marker) : マーカーを意味し、特定の位置を示すために用いられる,
- SM (Slip marker) : マーカーを滑らせて次の針に移動させる,
- RM (Remove marker) : マーカーを取り除く,
- CC (Contrasting color) : 対照的な色、異なる色の糸を指す,
- MC (Main color) : 主な色、プロジェクトの主色を指す,
- BOR (Beginning of round) : 輪の始まりを示す位置,
- EOR (End of round) : 輪の終わりを示す位置,
- tog (Together) : 複数の編み目を一緒に編むことを意味する,
- W&T (Wrap and turn) : 短編みの技法の一つで、編み目をラップしてから作業をひっくり返す,
- tbl (Through back loop) : 裏のループから編むこと,
- tw2/tw3 (Twist two/three) : 2目または3目をねじる技法,
- bf/bb (Before/Back) : 特定の編み目の前または後ろを意味する,
上記の内容は、Chat GPT に「英語の編み物記号の一覧を教えて」と質問して得た回答を、分かりやすいように一部変更したものです。
大体 20 個ぐらいずつ回答してくれるので「もっと教えて」「他にはどんなものがありますか?」など追加して質問すれば、どんどん教えてくれます。
Chat GPT は対話型 AI なので「会話をするように」質問していきます。
棒針の表記 (アメリカ・mm・日本)
アメリカと日本の針の号数はあまり変わりませんが、号数が大きくなると違ってくるので、日本表記で指示します。
- U.S size 0 needles = 2.0mm = 0号,
- U.S size 1 needles = 2.25mm = 1号,
- U.S size 2 needles = 2.75mm = 2号,
- U.S size 3 needles = 3.25mm = 3号,
- U.S size 4 needles = 3.5mm = 4号,
- U.S size 5 needles = 3.75mm = 5号,
- U.S size 6 needles = 4.0mm = 6号,
- U.S size 7 needles = 4.5mm = 7号,
- U.S size 8 needles = 5.0mm = 8号,
- U.S size 9 needles = 5.5mm = 9号,
- U.S size 10 needles = 6.0mm = 10号,
- U.S size 10.5 needles = 6.5mm = 11号,
- U.S size 11 needles = 8.0mm = ジャンボ 8mm (13号),
- U.S size 13 needles = 9.0mm = ジャンボ 9mm (15号),
- U.S size 15 needles = 10.0mm = ジャンボ 10mm,
- U.S size 17 needles = 12.0mm = ジャンボ 12mm,
- U.S size 19 needles = 15.0mm = ジャンボ 15mm,
最後に
Chat GPT などの対話型 AI は日々進歩しており、無料版でもかなり実用的に使えるレベルだと思います。
専門用語を翻訳するのは、今まではとても大変でしたが、対話型 AI は人工知能というだけあって、自然言語 (日本人だったら日本語) に近い文章で翻訳してくれるため、とても分かりやすいです。
医学用語やマーケティング用語などの専門用語もスムーズに翻訳してくれるのではないでしょうか?
無料版はユーザー登録なしで利用できますので、ぜひ活用して、皆さんの編み物ワールドを広げていただけたらと思います。