Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (第 6 回目 最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)

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SHARA

いよいよ最終回です。ティッシュケースの編み図を書いていきましょう。
前回作成した記号を組み合わせていきます。

もくじ

記号を移動します

Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 選択されると記号の色が変わります
  • 「基準点変更」ボタンを押します
  • 記号の左下で右クリックします
  • この点が基準点になります
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 記号が移動するので、グリッドの点で右クリックします
  • 元の画像が消え、記号が移動します
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)

記号を複製します

  • まだ記号が表示されているので、この状態で「複写」ボタンを押します
  • グリッドの点で右クリックすると、記号がコピーされます
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  • これを繰り返していくと、下図のようになります
  • これ以上コピーしない場合は、適当なボタン (「線」など) を押すと消えます
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 1 行まとめてコピーします
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
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  • 下の画像は上記の要領でコピーを繰り返し、右下のグリッド表示を「OFF」にしたものです。
  • 周りを「線」で囲んで、7 目 14 段のメリヤス編みの編み図が完成です。
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)

製図から編み図を作成します

グリッドをゲージに合わせる最大のメリットは、計算をしなくても目数や段数が分かるということです。細かい模様のときなどはとても便利です。

ティッシュケースを作ろう

  • ティッシュケースの編み図を書いてみます
  • 今までのグリッドを使用しますので、ゲージは 22 目×33 段 とします
  • 12cm×8.5cm のティッシュケースを作ります
  • 右下の緑色で囲んでいるところは、画面の倍率になります
  • マウスホールの上下で倍率が変わります (第 1 回目で設定しています)
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 下図のサイズで線を引きましょう
  • 見づらいので、グリッド表示は「OFF」にしています
  • 真ん中 (取り出し口) は点線にしています
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • レイヤーを変更します
  • 棒針は右から左へ編んでいくので、編み図の起点も右下になります
  • グリッドはゲージに合わせてありますので、寸法とは合いません
  • 最後の目はちょうどグリッドの真ん中あたりですね
  • 1 目増やすかどうかは、模様との兼ね合いでしょうか
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 下図のような模様にしようと思うので、1 目分、少なくしました
  • 1 段目はつくり目で、両側の表目はとじしろです
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
  • 下半分を記号で埋めたところです
  • グリッド表示は「OFF」にしています
  • 偶然、真ん中 (点線) の位置とグリッド位置が同じになりました
  • 寸法によっては目数のように、製図とグリッド位置が合わないことがありますので、模様と合わせつつ、調整してください
Jw_cad を使った棒針編み図の書き方 (最終回:ティッシュケースの編み図を書いてみよう)
縦線が消えている箇所があります。すみません。
  • 続いて、上の部分も同じように編みます
  • 真ん中 (点線) で合わせるように折りたたみます (取り出し口になります)
  • 両側を「すくいとじ」で綴じて完成です

まとめ

今回は説明のため、模様を考える前にゲージに合わせたグリッドの表示方法をお伝えしましたが、本来は、

  1. 模様を考える
  2. ゲージをとる (10cm 四方の目数と段数を測る)
  3. グリッドを作成する
  4. 製図する
  5. 編み図を書く

という手順になります。

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