つくり目 (鎖編み) から目を拾うときのコツも紹介しています。
編み出し糸について
私はゴム編みは最後に編みたいタイプなので、必然的に編み始めは別糸 (編み出し糸) のつくり目 (鎖編み) から編み始めます。
一般的な編みだし糸といえばクロバーが有名ですが、お値段的に消耗品というわけにはいかないので、手軽に使用できる糸を探していました。
もちろん、クロバーの編み出し糸が最適です。太さも3種類あり、表面がつるつるしているので、モヘアなどの糸でも絡むことがありません。
使っていない毛糸、例えば「ウールのセーターを編むときにコットンの糸を編みだし糸として使う」という手もアリなのですが、編みだし糸を外すときに、毛糸が絡んでしまうことがあります。
やはりクロバーの編みだし糸のような、表面がつるつるしているものがいいようです。そして大量に入っていて、短く切っても惜しげのない、価格が安いものはないかとずっと探していました。
ダイソー リリアン糸
そしてついに!見つけました!!
ダイソーのリリアン糸です。
ちょっと細いですが、編みだしに使うだけなので問題ありません。何より惜しげなく切れます。余った編みだし糸が毛糸に絡んでイライラすることもありません。
もちろんスチームアイロンを当てたら、また使えるようになりました (新品のように真っすぐとはいきませんが、ちぢれ麺がふつうの麺くらいにはなります)。
色もはっきりしており、つくり目 (鎖編み) の裏目も拾いやすいのでお勧めです。
つくり目から目を拾うとき (1 段目) のコツ
つくり目から目を拾うときは、先に目数分のつくり目 (鎖編み) を編んでから目を拾うことが多いのですが、目数が多い場合、鎖がねじれてしまい、ねじれた状態で目を拾ってしまうことがあります。そうすると、1 段目の目と絡まってしまっており、編み出し糸を外すのにとても時間がかかります。
コツとしては、少し鎖編みを編んだら目を拾ってしまいます。大体 30 目くらい鎖を編んだら目を拾って、を繰り返していきます。
私は 30 目毎に目数リングを入れ、数の目安にしています。模様が複雑なときは、模様毎に目数リングを入れても分かりやすいです。